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摂政太政大臣家百首歌合に
日期:2025-04-09 15:14  点击:307
摂政太政大臣家百首歌合に
58 今はとてたのむの雁かりもうちわびぬおぼろ月夜のあけぼのの空
寂蓮法師

【通釈】
 
58 今は北国へ帰るべき時が来たというので、田の面の雁もつらそうに鳴いたよ、おぼろ月の残っている曙の空で。○摂政太政大臣家百首歌合 六百番歌合 二三。○今はとて 今は帰る時だといって。「今はとて越路に帰る雁がねは羽もたゆくや行き帰るらむ」(金葉·春·藤原経通)、「春くればたのむの雁も今はとて帰る雲路に思ひ立つかな」(千載·春上·源俊頼)。○たのむの雁 田の面の雁。「みよし野のたのむの雁もひたぶるに君が方にぞ寄ると鳴くなる」(伊勢物語·一〇段)が古い例。▽定家十体で幽玄様の例歌とする。

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