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鴻巣(こうのす)
日期:2025-10-20 11:32  点击:275
鴻巣(こうのす) (埼玉県鴻巣市)
   大蛇を倒し、村を救ったコウノトリ
 埼玉県の鴻巣市。地名を聞いて、すぐイメージされるのはコウノトリだろうが、実際の地名の由来はどうなのだろうか。
 かつてこの地に、天む邪さ志しの国くにの国府が置かれたことから、「国府の州」が「こくふのしゅう→こくふのす→こうのす」と転じて、その後に「コウノトリ伝説」が出てきたので、あて字として「鴻巣」と表記するようになったということだ。
 コウノトリ伝説とは、鴻巣の宮みや地じに小こ字あざ本もと宮みやというところがあり、そこに小さな祠ほこらが祀られていたという。
 そのそばに天をも突かんばかりの一本の大きな樹が立っていた。
 そして、毎日のお供え物を少しでも怠ると、必ず祟たたりがあるので、村人たちは苦しい生活のなかから、たくさんのお供え物をしなければならなかった。村人たちはこれを、「樹の神」と呼んで畏おそれるようになった。
 あるとき、祠が汚されるという事件が起こると、猛烈な日照りがこの地を襲い、やはり祟りだと騒がれた。
 そのようななか、そこに一羽のコウノトリが飛んできて、樹の神のてっぺんに巣をつくって卵を産んだ。大蛇があらわれて卵を飲み込もうとしても、コウノトリはくちばしで頭を突き刺して退治する。
 すると、それまでの日照りも収まり、なんと雨まで降り出したのだった。
 以来、この「樹の神」が祟りをもたらすことはなくなり、村人はコウノトリに感謝して、ここを「鴻の宮神社」と呼ぶようになった。
 それから、ここの地名は鴻巣と呼ばれるようになったのである。
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