ある人がカラスを捕まえたので、足にヒモをつけて自分の子どもに飼わせました。
けれども、カラスは人間に飼われるのが嫌でたまりません。
それで、ちょっとしたすきに逃げ出して、自分の巣に帰りました。
ところが足についていたヒモが木の枝にからみついて、もう飛び上がれなくなってしまいました。
これでは、飢え死にするしかありません。
「まったく、ついてないなあ。あのまま人間に飼われていれば、一生食べ物に不自由しなかったのに。これがこうして、飢え死にする事になるとは」
これは、考えなしに行動すれば、小さな危険から逃れようとして、もっと恐ろしい危険に飛び込む事があることを教えています。
有一个人捉了一直乌鸦,在它脚上绑了绳子当做自己的小孩来养。
但是乌鸦实在是不能忍受人类的喂养。
所以趁人稍不注意逃跑了,回到了自己的窝里。
但是脚上的绳子缠绕在树枝上导致它已经无法再飞起来了。
这样只有等着饿死了。
“真是的,还不如不回来呢。如果像从前那样一直被人类喂养的话,一辈子食物不缺。这样一来就不致于饿死。”
这则故事教会我们,如果不经思考而行动,就算从小危险逃脱也会奔向更大的危险。