大阪府で、全国で最も多い５０台の電気自動車のタクシーが、１５日から本格的に走り始め、出発式が行われました。電気自動車のタクシーは、大阪?北区と中央区のあわせて２か所に専用の乗り場が設けられています。

　　電気自動車のタクシーは、大阪府がタクシー会社と個人タクシーのあわせて３２の事業者と協力して導入しました。１５日から大阪市とその周辺で５０台が本格的に営業を始めたのを記念して、大阪?北区で出発式が行われました。関係者がテープにはさみを入れたあと、大阪府の橋下知事が、試験的に作られた、電気自動車を乗り場まで呼び出す専用の端末を操作して、営業開始を祝いました。１５日は大阪府内の各地で試乗会も行われ、集まった人たちが電気自動車タクシーの乗り心地を確かめていました。近畿運輸局によりますと、電気自動車のタクシーが５０台導入されるのは、全国の都道府県で最も多いということです。体験乗車をした男性は「乗り心地は静かで快適だった。もっと台数を増やしてアピールしてほしい」と話していました。電気自動車のタクシーは、大阪?北区と中央区のあわせて２か所に専用の乗り場が設けられ、予約なしでも乗ることができます。